アンパンマン ☆☆☆☆☆ 2歳~
- 作者: やなせたかし
- 出版社/メーカー: フレーベル館
- 発売日: 1976/05
- メディア: 単行本
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‘76年発売で、現在のアンパンマンの元祖と言われている絵本です。
砂漠を彷徨っている若者や、迷子の子供のそばに空からさっと舞い降りて、
自分の顔を食べさせ、最後は顔無しで帰ります。
【感想】
この不必要にスタイルの良いあんぱんまん。
初めはキモ…と思ったものの、子供が大好き。
顔無しで空を飛ぶってホラーですが、あんぱんまん、悔しいくらい格好いいんです…。
そしてイラストはさらにステキ。
辺りは暗い夕暮れの話だったのに、次の頁では空がピンクや水色に。
あれ?と思うものの、そのイラストに心が掴まれるようにお話に引き込まれます。
読み終わると必ず子供が、
あんぱんまんは自分の所にも来てくれるの?と聞いてきます。
キモイ外見が、最後には愛おしくなる一冊。