こまったさんのオムレツ ☆☆☆☆ 6歳~
こまったさんのオムレツ (おはなしりょうりきょうしつ (4))
- 作者: 寺村輝夫
- 出版社/メーカー: あかね書房
- 発売日: 1983/11
- メディア: 単行本
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【感想】オムレツ島で出会う人達が作るオムレツが美味しそう。特にケーキのようなスフレのオムレツ、食べてみたいなぁ。納豆オムレツも美味しそう~と無性に食べたくなり早速作るも、子供は納豆イラナイと一言。・・・子供は無情です。
しかしまさに料理本になる1冊。
こまったさんシリーズの中では話がまとまっている方だと思います。☆4
あひるのたまご ☆ 3歳~
あひるのたまご―ばばばあちゃんのおはなし (こどものとも傑作集)
- 作者: さとうわきこ
- 出版社/メーカー: 福音館書店
- 発売日: 1997/08/15
- メディア: 単行本
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【感想】
みんなが心配して集まってきてるのに、説明もしないでずっと黙ってる婆ちゃん。途中までは「どうしたんだろう?」と心配するも、徐々に「いい加減説明せんかい」という気持ちに・・。「声を出すと卵がびっくりしちゃうからさ。」とか一言あれば良かったのにさ。
最後にみんなが持ち寄ったお見舞いで、ひよこの誕生パーティをしてハッピーエンド!なのかもしれないが、私の気持ちは晴れなかった。。
子供の感想は「ふーんそうだったんだ。さっ次!」でした。・・・☆1
何事にも説明は大事と感じた一冊。
ゆうちゃんとめんどくさいサイ ☆☆☆☆ 4歳~
- 作者: 西内ミナミ,なかのひろたか
- 出版社/メーカー: 福音館書店
- 発売日: 2009/04/10
- メディア: ハードカバー
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【感想】
ゆうちゃんがめんどくさがりで、歯も磨かない、髪もとかさない、着替えないなどなど。
・・・汚すぎて途中からブルーになりました。
イラストもいい感じに汚さが滲み出ていて、顔を近づけると匂うんじゃないかとさらにブルーに。徐々に精気が無くなりボソボソと読んでいるにも関わらず、子供は「この子はしっぽないね!」「つの何本~!」などと楽しそうでした。
ママはブルーでしたが、子供はかなり気に入ったようですので、☆4。
潔癖なママにはオススメできない一冊。
こねこのクリスマス ☆☆ 4歳~
- 作者: なかえよしを,上野紀子
- 出版社/メーカー: 教育画劇
- 発売日: 1988/10
- メディア: 大型本
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【感想】
最後に、おいおい勝手に猫なんてあげて大丈夫?そのお家は動物飼えるの?ちょっとサンタ無責任過ぎ。とついつい口うるさく言いたくなりますが、子供はそんなことどうでもいいわけで、最後は「あ~よがったね。はいねんねしよ。」で終わっていました。
イラストがほんわか可愛く、優しくて良いお話ですが、ありがちだな~と正直記憶に残らないです。特筆すべきことがないという印象。子供の反応もふつう。
とういことで☆2。
わにわにのおでかけ ☆☆☆☆ 2歳~
- 作者: 小風さち,山口マオ
- 出版社/メーカー: 福音館書店
- 発売日: 2007/09/20
- メディア: 単行本
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【感想】主人公はワニですが、ワニの世界ではなくあくまで「人間の世界にワニが1匹いる」という設定がスゴイ。
まず1頁目のイラストが、布団で寝てるワニ。正直かなりひきました。
ワニって布団で寝るんだ・・・。
その後も、このヌメッとしたワニがずるずると歩きながら普通に金魚すくいをしたり、花火を見物したりします。通常なら完全パニックですが、子供は全く動じることなく「わにたん、ここいたー」と見つけて喜んでいます。
このキモかわいい(?)イラストと淡々とした単純なストーリーが妙にマッチしていて、何度も読んでると、だんだん楽しくなります。☆4。
こぐまくんないしょだよ ☆☆
- 作者: ふくだじゅんこ
- 出版社/メーカー: 大日本図書
- 発売日: 2010/05
- メディア: 大型本
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【感想】「話しちゃダメだ!頑張れこぐまくん!」と言いたいところですが、実はあの手この手でしゃべりまくっている。こんだけしゃべっていれば、抑圧で悲しみを感じる必要もないかと思うが。。
それにしても、「内緒ね」と言われたことを本当に内緒にするのって結構大変ですよね。こぐまくんの苦しい気持ち、よくわかります。ただ黙っているだけじゃなく、「知ってる」ことを「知らない」ふりをするウソを自分もつかなければならない。大人でも結構くたびれます。
そして最後に、こぐまくんのママが作ってくれたパンケーキ、ふんわり柔らかそうでこんがりキツネ色。うわっめちゃ美味しそうだなぁ食べてみたいなぁと思うけど、内緒が入っていると思うと食欲が減退。
11ぴきのねこ ☆☆☆ 4歳~
- 作者: 馬場のぼる
- 出版社/メーカー: こぐま社
- 発売日: 1967/04/01
- メディア: 単行本
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【感想】仲間で力を合わせるのは良いのですが、そのために魚の寝込みを襲ったりなかなか卑怯な連中です。猫の目的は一緒ですが、殆どのイラストはみんなそっぽを向いていたり、自分勝手も甚だしい。唯一ぴったり揃ってるのは、魚に噛み付くとこくらい。そして最後はまた裏切り。この按配がよいのかなぁと思います。イラストに時代を感じますが、伝えたいことは色褪せていない。
世の中って良い人ばかりじゃない。それどころか気の合う人の方が少ないじゃん。でもまれに意見が一致したり、何かを共有できたりすこともある。
力を合わせるって素敵だよね、友人って大切だよね、という押し付けがなくて好きです。どちらかというと大人の方が楽しめる絵本のような気がしますので☆3。
ちなみにストーリーの最後の方へいくと、魚が完全に腐ってるように見えます。早く食べたほうが・・・