ねないこだれだ ☆☆☆☆☆ 2歳~
- 作者: せなけいこ
- 出版社/メーカー: 福音館書店
- 発売日: 1969/11/20
- メディア: ハードカバー
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夜遅くまで起きてると、お化けにさらわれるちゃうぞ~怖いぞ~というお話。
【感想】
連続でせなけいこさんシリーズ。寝る前に低い声で読んで「だから早く寝なきゃね」と言える素敵な絵本。しかしうちの子はなぜか朝コレを読みたがります。朝だからムードが…
私はみみずくとふくろうの違いがわからず、何度も調べても翌日には忘れてしまうため、いつも「聞かれませんように…」とビクビクしながら読んでいます。「いたずらねずみって何?」「どらねこって何?」と質問の多い子供ですが、私の念を感じるのか、その頁だけは口を噤みます。
子供は、せなさんの「あーんあん」よりコチラの方がだいぶお気に入りですので、☆5!
あーんあん ☆☆☆ 2歳~
- 作者: せなけいこ
- 出版社/メーカー: 福音館書店
- 発売日: 1972/12/01
- メディア: 単行本
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【感想】
せなけいこさんシリーズはいつも通り、時代を感じさせる貼り絵の洋服です。
先を知らずに読み進めると「なんでそうなる?!」という展開になりますが、それが不思議な魅力で面白いです。最後はぶつ切りで終わりますが、それもなぜかイヤじゃなく「そうですか…」と受け入れてしまいます。
私は大好きなんですが、子供には普通のウケでしたので☆3つ。なんでかなー。
このシリーズは本が小さくて読みやすい。二の腕に優しい一冊。
ちいさなかいじゅうモッタ ☆☆ 3歳~
- 作者: イヴォンヌ・ヤハテンベルフ,野坂悦子
- 出版社/メーカー: 福音館書店
- 発売日: 2015/10/21
- メディア: 単行本
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七人兄弟の末っ子怪獣のもったちゃん。パパやママ、お兄ちゃん達みんなから「かわいいかわいい」と言われるが、本当は怖くて強いお兄ちゃん怪獣みたいになりたくてしょうがない。そこで「どうにかしてみんなを驚かせよう。僕だって怖いんだぞ!」と考えつく。
【感想】
お兄ちゃんに早くなりたい男の子の気持ち、可愛いしよく分かります。黒を多く使う特徴のあるイラストも◎。
でも、あまり面白くなかった。。
ありがちなストーリーなのに、説明っぽい文章が多く、ダイナミックで魅力的なイラストが勿体無い。そんなに説明してくれなくていいし、イラストがステキだから、子供にはイラストから何かを感じとって欲しいなぁ。
おまけに少し長いため子供が途中で飽きていて、気がつけば一人で読んでいた。。
へんしんれっしゃ ☆☆☆☆☆ 3歳~
- 作者: しまだともみ
- 出版社/メーカー: 東京書店
- 発売日: 2015/07/16
- メディア: 単行本
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【感想】
ストーリー自体も夢があってとても楽しいですが、列車が変身する度に、車掌さんや乗客の服装がアロハ風になったり探検隊風になったり、細かいイラストも面白い。
イラストだけなら1歳頃から楽しめそうです。
最後、ロケットが発射する頁で「どぴゅ~~ん!!」と読みながら、勢いよく本を放り投げると子供が大うけしてくれます。
ゴールの月では沢山の乗客が降り、待っていた人と再会を喜び合うのですが、、
月で待つってもしかして亡くなった人?とぼんやり考えてしまい、一人勝手にしんみりしたことも。
とにかく、「こんな列車に乗ってみたい!」と誰もがきっと思う一冊。
私の乗ってみたいベスト3
1.トトロのネコバス
2.銀河鉄道999
3.へんしんれっしゃ ←ココ!!
やさいさん ☆☆☆☆☆ 6ヶ月~
- 作者: tupera tupera
- 出版社/メーカー: 学研プラス
- 発売日: 2010/07/20
- メディア: 単行本
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野菜を収穫するように、パカッと頁をめくれる仕掛け絵本。
【感想】
有名な「やさいさんやさいさんだあれ~?」「すっぽーん!」のフレーズと、分かりやすくユーモアのあるイラスト。
子供も大好き、読んでるママも楽しいです。
子供にさつまいもとじゃがいも、さといもの違いは難しいらしく、とりあえず「イモー!」と叫びます。
損はしない一冊。
ぶーぶーじどうしゃ ☆☆☆☆ 1歳~
- 作者: 山本忠敬
- 出版社/メーカー: 福音館書店
- 発売日: 1998/04/15
- メディア: 単行本
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【感想】
文字は殆どないですが、「ピーポーピーポー」や「がーがー」など擬音が楽しい。
子供が得意げに「いーぽーいーぽー(ピーポーピーポー)」と叫んで盛り上がります。
そして各頁の隅に、同じ種類のおもちゃの車に乗っている男の子がいて、とっても可愛い。
車のイラストは少し古いですが、うまいです。
ふーむ、消防車のこの部分はこういう造りになっていたのか…などとついついじっくり見てしまい、
「早く!」と子供に急かされてしまう。
ねずみのおいしゃさま ☆☆ 3歳~
- 作者: なかがわまさふみ
- 出版社/メーカー: 福音館書店
- 発売日: 1977/04/01
- メディア: 単行本
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グリとグラシリーズのやまわきゆりこさんのイラストです。
ある大雪の日、ねずみのお医者さまは、りすの坊やのために往診に出発する。
しかし途中で、雪で動けなくなってしまい、カエルさんのお家で休憩することになる。
【感想】
グリとグラシリーズ同様、イラストはとてもステキです。
が、、
途中でカエルさんのお家で休んでいたら、「夜通し働く人達は沢山いるっていうのにのんきだ」と叩かれ、お医者様可哀想。
そして、りすの家に到着した時には、坊やはすっかり回復していて、その理由が「雪で冷やしたら熱が下がった」って。。
夜通し働いている人達は昼間寝てるから。
そもそも往診依頼する前にがっつり雪で冷やせや。とぶつぶつ。
最終的に自分が風邪をひくお医者様。悲惨過ぎる。
荒んだ気持ち隠し、普通に読みきるが子供は鈍い反応。
普通にグリとグラシリーズをオススメしたい。